桐島、会社やめるってよ

読んだ本や見た映画についてのアレコレ

無職日記 Day 1

今日から始まった無職生活。

できるだけ心地よく過ごしたいけれど、無為に過ごして後から後悔はしたくないので、できるだけ毎日「何かした」という記録を残そうと思う。

 

と思っていたのに、今日は7時頃起床したのちにテレビをぼーっとみて早速だらだら・・・。10時頃になってやれ顔を洗ったり、やれ髪をとかしたりだとやっと動き出す。

重い腰をあげて11時頃に眼科へ。なくなりかけていたコンタクトを補充。

そのまま自宅近くまで戻るが、家に戻るとまたグダグダしてしまいそうだったので、家の近くの穴場カフェに行き、ランチ兼勉強することに。

 

そこのカフェは近所の某女子大の寮に併設されているカフェで、値段も安いうえにいつも人が少なくて、広々と机を使えるので勉強したいときに便利。

今日は1,000円未満でパスタ・サラダ・コーヒーをいただきながら、会計関連の読書。自分が会計業界から離れていた間に結構クリティカルな基準が変わっていたりと、キャッチアップすることは多いので、8月までに多少は勉強しておかないといけなさそう。

 

その後、2時頃帰宅して家で再び軽く会計の勉強。カフェでは電卓とかたたきにくいからね・・・。会計士の勉強をしていたことをだいぶ忘れてしまっていて焦る。

 

5時半ごろにトレーニングウェアに着替えて6時からパーソナルトレーニングへ。今日は腕、肩、背中、胸の筋トレ。ダンベルを上げたり機械を引っ張ったりと一日の中で唯一頑張った時間。一日一回くらいは頑張る時間があったほうが自己肯定感にはいいのだなと改めて実感。トレーナーにどうやって体重を増やしたらいいか聞いたところ、運動はしっかりできているので、脂質の多いジャンクフードでもいいし、お団子とか饅頭みたいな和菓子だと手軽にとれていいですよ、とのこと。

 

その後帰宅して、犬の散歩。30分くらいふらふらしてから、帰宅。

7時半ごろから夜ご飯作り。今日はオクラとなすのカレー。少し体重を増やしたいので、食後にプロテインも飲む。

 

食後、歯を磨きながら顎下の埋没毛がかなり長くなっていることと、鼻の頭の赤いニキビが2週間以上治らないことを見てテンションが落ちる・・・。

 

話は変わるけれど、30歳くらいになってお金にも少し余裕が出てきたら、気になっていたけどお金がもったいないくて避けていたことを一通り試してみるといいよ、的なことを誰かが言ってたのを思い出した。

例えば、高級バッグを買ってみるとか、あるいはいわゆるセルフケアみたいなパーソナルトレーニング・ネイル・まつげパーマ・エステ・整体など。コストは高くつくんだけど自分にハマるかどうかは、それは結局体験してみないとわからない。私は以前ネイルとかヘッドスパみたいなものを何度かやってみたけど、「自分にはあまり必要ないな」とわかったから、継続していない。高級ブランドのバッグも一回買ってみて恭しく接客される感じとかを味わってみて「ほお、こういう感じか」という感想は抱いたものの、狂おしくうれしかったとかそういう感じはあまりなかったから、まあそんなにブランド物のバッグに興味はないんだろうと思って。思い返してみれば、結婚式前に数回エステもいっていたけどもらった化粧品をしっかり使わなくて叱られたりして笑、あまりハマらなかった。

一方で、値段が高くてなかなか手を付けられなかったパーソナルトレーニングは現在すごくはまっているので、こんな風にいくばくかの経験を通じて自分が何が好きなのかということが取捨選択されていくのだなあと実感した。

 

というわけで、唐突だけど、以前から若干気になっていたまつげパーマというやつをやってみることにした。さて、どうなるか。

 

生まれて初めて親知らずを抜歯してきた件

先週末、親知らずの抜歯に行ってきました。

今回は左下の奥に生えている歯を1本。

下の写真の矢印で指している結構でかい歯です(実物のCT画像です)・・・。

 

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ちなみに、なぜ親知らずを抜くかというと、矯正のためにマストだから。もっというと、歯を動かすのに奥のスペースが必要なので、障害となる不要な歯である親知らずを抜くという感じ。私の場合親知らずはまっすぐではないし、かみ合う歯もないので、虫歯になりやすいというリスクだけで残しておくメリットはないということ(もちろん人による)。

 

親知らずの抜歯と虫歯治療は、保険適用治療なので、近所の歯医者で完了させて、その後矯正歯科で保険非適用の矯正を行う予定。

今後の見通しとしては、こんな感じ。

 

・6月~7月上旬:近所の歯医者で親知らず抜歯

・6月末:矯正歯科で精密検査(CTとか)をして詳細な矯正計画をたててもらう

・7月下旬:近所の歯医者で虫歯治療

・ 8月~:矯正歯科でマウスピース矯正(インビザライン)開始

 

親知らずの抜歯は初めての私。さんざん家で痛いだの血が出るだの夫に脅されたものの、夫の抜歯は高校生の頃にやったものということで、「どうせ、片田舎の歯医者で、しかもそれから何年たったと思ってるんだ。医療技術の進歩は日進月歩!!」と自分に言い聞かせて近所の歯医者へ。

 

Googleマップ上の口コミはまさかの5点満点の歯医者であるから、そりゃあ腕も確かでしょう(後から気づいたけど、結構新しい歯医者だからそもそも口コミが8件くらいしかなかった笑)。

 

予約した時間ピッタリに到着したら、即施術室へ(ここの歯医者は完全個室なのがすごい)。初めに、歯茎の周りにシール型の表皮麻酔を。それが効いてから注射で麻酔を歯茎へ。注射は歯茎にがっつり入れられているなあという感触はあったものの、すでに表皮麻酔で麻痺し始めていたので痛みはなし。

その後、ダブルの麻酔で左側の下やら歯茎やらの感覚がなくなった段階で抜歯スタート。正直どういう風に抜歯しているのか全くわからなくて、想像でしかないのだけど、てこの原理的な感じでそのまま抜こうとしているのか?

何分かガツガツとやったあと、先生も大きく息をしている感じで(半分妄想)明らかに先生も手こずっている様子。

「大変・・・」という心の声が漏れてそうです。

 

なにをそんなに手こずっているかというと、歯が骨と癒着し始めているらしく(上の写真見ると、歯でかいしね)、なかなか一筋縄ではいかないとのこと。もっと若い時に抜いておけばよかったという後悔後に立たず。

 

結局、歯をドリル?で分割して、それぞれを引っこ抜くという。

想像すると気持ち悪くなりそうだったので、ただただ無心になる。

ドリルの音は結構響くので若干の気持ち悪さはあったものの、その後全く痛みもなく抜歯は終了。スムーズにお会計して、帰宅。歯医者の滞在時間およそ30分。

 

麻酔が切れたあとは、若干のズキズキはあったものの、耐えられないほどではない様子。むしろ抜歯してない方だけで食事するのがあごが痛くて大変。

そして、やっぱり歯を抜いたほうのあごが腫れてきた。やむなしだけど、この顔で明日、会社最終出社で同僚に会わなくてはならないのが残念。

 

3週間後くらいに反対側の抜歯もしなくてはならないのだけど、上の写真を見てもらえればわかる通り、上の歯は生え方が変だし、下の歯はがっつり大きいのが生えているので、また大変な抜歯になりそうです。

 

矯正までの道は長い。

 

 

 

 



先週の日記(2021/5/24~2021/6/2)

5月24日(月):自宅で仕事。夜は転職先の候補の1つとオンライン面接。

 

5月25日(火):自宅で仕事。

 

5月26日(水):自宅で仕事。夜はトレーニングで下半身を鍛える。

 

5月27日(木):自宅で仕事。

 

5月28日(金):有給。転職先の候補の1つと最終面接。先方は社長が出てきたけれど、ゆるーい質問だけして15分ほどで終了。午後はトレーニング。夜に軽く現職でお世話になった人とオンライン飲み会的なもの。

 

5月29日(土):近所の矯正歯科にカウンセリングに行く。まさかの矯正+手術という選択肢もあるということを聞かされて「矯正って一大事だなあ・・・」という印象。先生は若くて小柄、かつ声の高い頭のよさそうな先生でフレンドリーさを感じたし家からめっちゃ近いのはよかったけど、即決はできず、もう一つクリニックに行ってみることに。夜はネットフリックスで「エンディングノート」を鑑賞。出てくる場所が家から近くて、ぐっと身近に感じる映像たちに思いをはせた。

 

5月30日(日):午前はグダグダして、午後は皇居ラン。トレーニングで太ももの裏側とか鍛えているおかげか走りやすくなっている。その後、犬を連れて近くのオープンカフェで読書。

 

5月31日(月):自宅で仕事。

 

6月1日(火):会社に出勤。唯一仲良くしてもらっていた他部署の先輩にうなぎやコーヒーをおごってもらう(太っ腹~)。

 

6月2日(水):自宅で仕事。仕事でもやもやすることが多くて若干憂鬱になるものの、アフターシックスのトレーニングで多少回復。トレーナーとも若干仲良くなってきて(いまさら)、私の性格が「怒ったりしない代わりに言いたいこともあまり言えなさそう」であることをずばり指摘される(笑)。。

パーソナルトレーニング途中経過

パーソナルトレーニングに通い始めて当初に購入したチケットの半分くらいをすでに消化してしまった。あと8回くらい通ったらもう全行程終了なんだけど、追加でチケットを買ってなが~く続けるのもありだなと思い始めている。

 

相変わらずパーソナルトレーニングに行けば気分もリフレッシュできるので、精神衛生的な意味合いで非常にやってよかったなと思うのだけど、見た目は実際どうなのか?について書いてみる。

 

レーニングを開始する前に気になっていたのはやっぱりお尻。

お尻というかかつてお尻だったものがダルダルになって、太ももと一体化してしまっている惨状だったのだ。それが今ではうっすらとお尻的なものが再興されてきた印象。まだ、お尻が上向いてます!みたいなイケイケではないのですが、地道な努力を続ければお尻100%になるかも。

 

あと、上半身が薄いのが嫌だなあ・・・と思っていたのですが、なんとなく姿勢が若干よくなったせいか前ほど気にならなくなった印象。というわけでトレーニングの見た目への影響もよい感じなので、非常に満足しています。

 

とはいえ、最近気づいたのはやっぱりスタイルって、筋肉と結局もともとの骨格だよなあということ。

足が長ければ、肉付きがけっこうがっしりしてても「それはそれでかっこいい」みたいな感じだし。残念ながら私は日本人平均よりも股下が短いので、もうあきらめの境地というか。それもあってお尻を上げるしかないのでは?と考えた次第であります。

 

自分の身体が嫌いとか、強いコンプレックスを感じて絶望感を感じるとかそういうことはさすがに30歳にもなればなくて、むしろお金と労さえ出せばそれなりに満足できる程度に見た目を変えられることがわかってきたので、前向きに良くなっていこうといういい感情でいられています。

 

あと、まじで他人は相当匂いがきついとかそういうことでもない限り、自分が思うほど自分の見た目を気にしていないということがこの10年弱の社会人経験を経て実感した。

 

まあ、でも今はとりあえずひげをどうにかしたい(女子らしからぬ発言)。

先週の日記(2021/5/17~2021/5/23)

5月17日(月):自宅で仕事。

 

5月18日(火):自宅で仕事。正直、もう新しい仕事はないのだけど、インド案件が終わらずにむしゃくしゃな気持ちが収まらず。

 

5月19日(水):自宅で仕事。インド相手の仕事でイライラが。夜はまたパーソナルトレーニングに行って、この日は太ももやおしりを鍛えることに集中したことでストレスがだいぶ緩和された模様。

 

5月20日(木):自宅で仕事。直属の上司がだんだん冷たい対応をしてくるような気がしてつらい。けどあと15日くらいで終わりだからなんとか頑張れ、自分。

 

5月21日(金):有休日。午前中は歯医者に行きクリーニングなどしてもらう。矯正も勧められる。その後、カフェで読書したのち、ブックオフで本を購入して帰宅。夜は、パーソナルトレーニング

 

5月21日(土):午前中はギター。髪を切りに来ていた夫と合流し、お昼は有楽町にあるロメスパの元祖ジャポネでスパゲッティ。600円くらいだけど、何とも言えぬおいしさ。午後は珍しくテレビでやってるプロ野球の中継を見たり(ドラゴンズの負け)、雨が止んだタイミングで犬の散歩に行ったりとゆったり過ごす。

 

5月22日(日):夫が会社の付き合いで小さいマラソン大会に行ったため、私は一人でカフェにて読書。やはりスマホの時間を減らすと頭がクリアになって、本の内容もよく入ってくる気がする。

お昼は、家でしゃぶしゃぶうどん的な簡単なごはん。午後はホットヨガ。その後、夫が眼鏡を新調したいというので、有楽町へ車で向かう。彼が阪急で眼鏡を購入して、視力をはかっている間は正直見る者もないし手持無沙汰すぎたので、一人ビックカメラで切れたリビングの電球を購入(私は召使か・・・笑)。夫が結構高い眼鏡を買っていたので、羨ましくなったが、私は歯列矯正に若干モチベーションが高まっていることを思い出し、物欲は一瞬でクールダウン。

 

 

歯医者に行った件

今日は久々に歯医者に行ってきました。

2年くらい検診してなかったし、奥歯が少し黒くなっているような気がして。

 

最初はレントゲンで口腔内をアレコレと撮影してくれます。筒状のレントゲン台に入ると頭の周りでカメラが動く。撮影中は電子音で音楽が流れたりして、SF感が強いです。

 

その後白い壁がきれいな処置室に行くと、処置台の前には大きなモニターがあって先ほどとった写真が大量に表示されている模様。自分の口腔内をこんな風にまじまじと見つめたことはなかったので、羞恥心と興味とで感情がいっぱいに。一つ一つ写真を見ながら、医師がここがこーなってるとか説明してくれて、20年前に通っていた歯医者と様子がかなり違う様子で近未来感がムンムンです。

 

20年前は、自分で手鏡をもって見ながら、歯医者が背後に立って説明してくれてたと思うんですけど、時代は変わったなあ。きっと歯医者も競争が激しいのでしょうね。

 

検診の結果、奥歯に小さい虫歯があるという指摘を受け、「まあ、そうだよなあ」という感じ。それよりも親知らずを抜くことを提案されたのと、かみ合わせの矯正をした方がいいと伝えられ「ついに来たな」という印象。

 

親知らずに関して言うと、なぜかこちらから親知らずの存在を伝えてもどこの歯医者でも抜いたほうがいいと言ってくれなかったので、「ほお、やっと指摘されたかあ」という感じ。そういう積極的な意見を言ってくれる歯医者は信頼できる感じがします。

右の上下と左の下部の計3本。これから2回にわけて抜く予定。痛いのは嫌だけど、親知らずを抜いたあとの顔がどれほど腫れるのかというのは少し興味がある。

 

かみあわせの矯正とは何かというと、私は子供のころから若干の受け口で。子供の頃も、歯科医には矯正した方がいいかもね、と言われた気もしたのですが、矯正しないまま私は30歳に。

 

あのときの伏線がここで回収されるのか・・・!と思うとなぜか「やったるぜ」という気持ちに。 

 

私の症状は「開咬(かいこう)」といって、簡単にいうと奥歯の4本でしかものを噛めていない状況らしいです。奥歯に負担がかかっているから将来的には奥歯から歯が無くなる可能性があるとのこと(恐怖)。昨今は8020運動といって、80歳で20本の歯を残しましょう、的な流れがあるけれど、開咬の人で20本歯が残っている人はいないらしいです(まじか)。

 

さらに、現在奥歯に小さい虫歯ができたり、歯肉が下がってきて歯周病になりかけているのは、奥歯にかかる圧力が強くて、詰め物がかけたりしてそこから虫歯ができるというメカニズムらしいです。もっというと、食べ物をしっかり噛めないから胃腸にも負担がかかるということらしい。歯の並びってすごい大事なのね。

 

とりあえず、今日行った歯医者では矯正はやっていないので、近所の矯正歯科にカウンセリングへ行く予定です。

 

人生100年時代。あと70年くらい生きることを考えたら、余生を楽しく生きるために今から自分の身体を大切にしていこうと思います。

 

これぞ資本的支出や・・・!

 

『来る』

www.youtube.com

 

『告白』の中島哲也監督が、日本ホラー大賞で大賞を受賞した小説「ぼぎわんが、来る」を映画化したもの。アマゾンプライムビデオで見られるようになっていたので先週末、鑑賞した。

 

田原秀樹(妻夫木聡)は、愛する妻カナ(黒木華)と2歳の娘知沙と3人で幸せな生活を送っていたが、身の回りの奇怪な現象に悩まされるようになる。ライターの野崎(岡田准一)とその知り合いで霊媒師の血を引く真琴(小松奈々)に相談を持ち掛けるが、次第にその奇怪な現象は想像をはるかに超えた強大な力を持つことに気づき始め、次第に日常が脅かされていく・・・みたいな感じ。

 

この映画は面白いことに、3部構成で、主人公がどんどんと切り替わる。第一部では妻夫木君が演じる秀樹が、その明るくて空回りで無意識のうちに人を傷つける嫌~な夫を演じていて、このまま主人公で行くと思いきや2部では黒木華が演じる秀樹の妻に主人公の座が明け渡される。最終は誰が主人公なのかわからないのだけど、野崎であり、小真琴でもあり、真琴の姉の琴子(松たか子)のようでもある。こちらが思っていた展開をどんどんと裏切るストーリーにも面白さを感じるし、中島哲也監督らしい、違和感を感じるビジュアルがよくフィットしている。ホラーなのにどこか明るさを感じるこの作品はその明るさゆえに正体がよくわからない「何か」が襲ってくる怖さが引き立っている感じがする。

 

この映画の終盤では、霊媒師 vs強大なパワーをもつアイツという頂上対決みたいな展開になっていくわけで、そのある意味ばかばかしさみたいなところがアメリカのヒーローもののようであり、高揚感までも感じる不思議。柴田理恵さんが演じてた霊媒師がかっこよかったです。

 

全員が全員面白いと感じる作品ではないのかもしれないけれど、有名で芸達者な役者たちがそれぞれの良さを出している点も楽しみつつ、奇怪な現象の怖さを感じられる非常にわくわくする映画だった。

 

あ、あと書き忘れてたけど、私は小松奈々さんがすごーく好きです。