桐島、会社やめるってよ

読んだ本や見た映画についてのアレコレ

【再稼働】ここ最近のこと

気が付けば、最後の投稿から3ヶ月。

その間に私は新しい仕事を開始し、ほぼ毎日会社に通勤するようになった。

週に一回のパーソナルトレーニングも続いており、平日の仕事のストレスは金曜日の夜の筋トレでリフレッシュするというルーチンが板についてきた。

さらに、歯の矯正も始まって3食食べたらすぐに歯を磨くという怠惰な人間にはちょっときつい習慣も始まり、なかなか充実した日々を送っている、はずだった。

 

どこかのニュースで見たけれど、このコロナ禍の2年弱の間で日本人のほぼ半分が潜在的うつ状態だという。なんかわかる気がする。

週末になっても特にやることがなくて、NetflixとかAmazon Primeで時間をつぶす。時折感動的な作品に出会えてもそれ以外はなんか無為な感じがしてしまう。でも、考えてみればコロナ前もうつうつとした時期はあっただろうし、もともと趣味があった人は今の環境下でも好きなことに打ち込んでいるんだろう。

 

最近YoutubeとかInstagram若い女の子がオンラインでプチプラの洋服を大量に爆買いして、「これは高見えする!」とか「これはちょっと失敗だった・・・」といったレビューをしているのをたまに見る。

見始めた当初は、かわいいなとかこれは確かにおしゃれに見えるな、といった割と好意的な目で見ていたと思う。自分はあまりものを大量に買ったりしないので、代わりに消費してくれていることにある意味のすっきり感を得ていたのだろうか?

 

しかし、最近はそういうものを見てしまうと逆に胸が苦しくなるというか。

批判したいわけではないけど、頼むからたくさん着てくれよ・・・!という気持ちになる。そういう気持ちになって気づいたのは、自分に似合ってかつ長く使えるものを大切に大切に着ている人に憧れを抱くんだな、という自分の価値観。

自分もユニクロとかGUみたいないわゆるプチプラで服を買うことはすごく多いけど、それでも1回着て捨てるとかそんなことはなくて、しっかり着たおしたうえで、廃棄するなりしている。プチプラを大量生産大量消費することで、誰かが苦しんでいる可能性があるし、その苦しみはまわりまわって自分に帰ってくると思うので。

 

と熱く語ったことと矛盾するのだけど、今年はちょこちょこと服を買っている。

今年買ってよかったな、と思ったものは2つ。

1つめは、Adidasのトレーニングズボン

shop.adidas.jp

これは、ペットボトルをリサイクルして作られているらしく、環境への配慮もあってGood。さらっとして肌触りもいいうえに、シルエットがきれい。

レーニングかランニング行くときにしか着ないので、自分が着ているところを見たのは夫とジムのトレーナーくらいだけど、ファッションスタイルの両者にかっこいいねと言われた。2人中2人に褒められるのはすごいことだ。今までにない。

 

2つめはメルカリで買ったMaison KitsuneのデニムとGUで買ったデニム。

最近の休日はもっぱら無地の白いTシャツにデニムというどシンプルな恰好を貫いている。おしゃれを放棄したのではなくて、いい品質のもので、自分の体形に合ったものが一番おしゃれに見えるのだということに気づいた。

 

Maison kitsuneのデニムは結構固めで、光沢もあるいい感じの生地なのだけど、ストレートな形があまり体の線を拾わなくて良い。定価は2万円以上するけど、メルカリで3,000円くらいで買えたのがうれしい。

 

GUのデニムはハイウエストストレートジーンズがよかった。2,000円ちょっとでいい感じのハイウエストのデニムが買えるのはありがたい。これも自分の身体の線をあまり拾わないけれど自然と足が長く見える(気がする)のがよい。

正直足の太さって気にならないけど足が短いのは気になる。それならスカートをはけばいいじゃん、って感じなのだけど、自分はパンツスタイルが好きなんだよ・・・。

この相反する感情をを少し和らげてくれる素晴らしい服。

2,000円ちょっとという安さなのに毎週のように履いているからたぶん1回あたりのコストは1円くらいになるのではないだろうか。

 

来年はマッキントッシュのゴム引きのコートを狙っている。高いからもしかしたら2-3年くらい熟考するかもしれないけど、人生で1度は買ってみたい。