桐島、会社やめるってよ

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パーソナルトレーニングというやつに行ってきた

退職が迫る中で、毎週金曜日を有給消化にあてているので、その時間を使ってパーソナルトレーニングに行くことにした。

今日は体験を受けて、そのままあれよあれよという間に入会してきたので、どんな感じだったのかについて書く。

 

そもそもなぜパーソナルトレーニングを受けようと思ったかというと、姿勢が非常に悪くなっているという認識があったからだ。

ヨガでよく長座の姿勢をとるのだが、お尻の位置がいつも気になり、つま先を手で支えないとまっすぐ座れない。思い返してみれば、中学生くらいまでは体育の授業中に長座で座るというシチュエーションがよくあった。その時は違和感なく普通にできていたのに、社会人になって長座ですわるとなんだか違和感しかなくて、「どこかがおかしい」。

背中が丸まっているだけなら、ピンとのばせば正しい姿勢はとれる。だが、今正しい姿勢をとって立ってみて、といわれても何が正しいのかわからないという状況である。

 

選んだジムは家から徒歩で5分程度で、こじんまりとしたジム。ついてみると、マンションの一室みたいな感じで、中には若いトレーナーが一人。家族以外の生身の人間と話すというシチュエーションに若干緊張。

 

その後、簡単にヒアリングを受けて、早速トレーニング開始。

まず鏡の前にまっすぐ立つように言われる。

そこで、すごく恥ずかしいことに、うちの父親のような姿勢になっていることを指摘される。つまり、ひざが出て、肩が丸まってしまうゴリラ姿勢である。

また、おなかが前に出てしまいお尻と太ももの裏側の筋肉が使えていないとのこと。

あと、どういう状況かわからないけれど膝も曲がっているけど、他の部位で支えている結果、ひざの関節にはあまり負荷がかかっていないということらしい(この説明を書いても意味不明である)。とりあえず、今の運動不足のままでデスクワークを続けていたら30年後くらいには、超絶姿勢が悪いゴリラ人間(メス)が完成されていることが容易に想像されてしまった。

これだけで、「トレーニングを受けねば・・・」という気持ちに。

 

その後、ストレッチポールで背面を伸ばしてから、お尻や太ももの裏を鍛えるトレーニングを教わる。腹筋を鍛え、スクワットを教わり、簡単な有酸素運動をしたあとに、スポーツストレッチを受けて終了となった(ちなみにスポーツストレッチはマッサージのような感じで痛気持ちいい)。

 

ちなみに、トレーナーは(たまたまだけど)若い男性で、腹筋をするときに足を軽く押さえてくれたり、丸まった肩をストレッチしてくれたりして、家族以外の男子と話すという状況にやけにドキドキしてしまい、それもまた楽しかった(若干アウトな感想)。

なんというか、そういうシチュエーションに喜んじゃうのもちょっと年を取ったなあ、と実感した。

 

不純な動機をかかえつつも、本望は曲がった姿勢を治すということを念頭に置き、2ヶ月ほどしっかりトレーニングしてみたい。